香川県 

2007.02.08-10  高松 編

初四国上陸です。うきうきです。でも学会です。
さて、0820成田発の飛行機にて高松空港に上陸。寝ずにスライド作りをやっていたので、機内は大爆睡。離陸の次の瞬間には着陸してました。
ホテルに着いてから、小腹が空いたので早速うどん屋探し。事前に調べておいたお店(予定では3kmくらい)に向った。着いて早速タクシーというのも、あまりにもよわっちぃので、それくらい歩くことに。しかし、途中で迷子。通りがかりのおばちゃん(推定年齢59歳)に聞いたら、『全然違うやぁん。それゆうたらあっちやわぁ』と明るく否定された。しょぼしょぼ歩き出すが、いっこうに着く雰囲気がない。そこでちゃりんこやのおっちゃん(推定年齢62歳)に聞くと『全然ちゃうやぁん、あっちやわぁ』と明るくさっきおばちゃんに道を聞いた場所辺りを指差された。関西弁はなにげなく厳しいことばかりをゆうなぁと連れと話しながら、しょぼしょぼ歩き出す。もう歩き出してから1時間20分が経過していた。
ふたりともとちゅうのラーメン屋で心が折れそうになったが足の痛みもぐっとこらえて、ただひらすら歩く。ここでタクシーに乗ることは許されない。そして、いよいよこのへんかというところで街のほっとステーションことローソンに聞くとなんとも具体的な場所を教えてくれた。さすが、ほっとステーション。ごひいきさせて頂きます。
 そんなこんなでついたのが『三徳うどん』。
店にはいってまずとびこんできたのがこの『うどんゆであげ機』(勝手に命名)。こちらでは自分でゆであがるのがつう。各自好きなトッピングと天ぷらやらおでんやらをセルフでとって会計に。ちなみおれは鉄火うどん(中)とおでん。\680。ここでミステイク。あまりの空腹で写真をとり忘れた。各自想像してください。もちもちうどんにまぐろの切り身が5切れ。そこにあつあつのだしのきいたつゆが・・・。そんなかんじです。うまかったです。本場は違います。
さて帰り道。歩いて帰るほど私の精神力は鍛えられていません。即タクシー。
中心部に帰ってきての一枚。瀬戸大橋通りというのがあるのにびっくり。
さて、高松2日目。相方の発表も無事終わり、懇親会までの空き時間に会場隣りの高松城へ。入場料は200両。
このお城は1587年に生駒親正が築城したとされている日本3大水城のひとつだそうで、場内の堀に海水を引いています。いまもそれは続いていて、お堀にはなんと鯛がいた。びっくり。詳しくはこちら→高松城
まだ時間があるということで、次はかの有名な『源平屋島合戦・那須与一と扇の的』の舞台が近くにあるということで、城のすぐ脇にある『琴電』で琴電屋島という駅をめざすことに。知らない街でローカル電車に乗るときの気持ちはなんともいえないわくわくがある。と、電車マニアのごとく写真をとってみた。
20分ほど揺られ、ついたのがここ。もちろん無人。駅を降りるとあまりにもなにもないことに愕然。タクシーもいない。人も。店も。あかりも。近くの周辺マップをみると噂の浜辺まではえらく遠いらしい。即断念。しかし、なにか来た証を作りたいと、近くの屋島神社に向うことに。約2.5km。
屋島神社の近くまでくると、『わら屋』という看板が。『んっ?どこかで聞いたことがあるなぁ』と相方がつぶやく。『まじっ?』と切り返すおれ。『うん、間違いない』と相方。『そういえば』とにわかに思い出したおれ。『この近くにわら屋といううどん屋さんはありますか?』と犬の散歩をしていたおばちゃん(推定年齢45歳)にきくおれ。『それならこのつきあたりやわぁ』とおばちゃん。走る二人。つきあたるがなにもない。高松人の道案内の適当さにあきれる2人。辺りをうろつくあやしい2人。すこし遠くに木の隙間から見える光と人影。走る二人。発見!!ということで、『わら屋』に到着。
店内はわらぶき屋根に風情あふれるいすとテーブル。うーん、なにやらいい感じ。
でてきたのがこれ。おれは『生醤油ぶっかけうどん\450』を、相方は『釜あげうどん\450』。写真のえらくでかい徳利はなんとめんつゆ。風情があるがつぎにくい。味はもちもちの最高!来た甲斐があった。迷子も捨てたもんじゃない。那須与一はいずこやら。そして帰路へ。
さて、高松最終日。今日は学会は午前中で終了。帰りの飛行機は18:05分。ということで現地で落ち合った仲間2人も連れてレンタカーを借りて『ちょっと観光してそのまま空港に行って空港で乗り捨ててしまおう作戦』決行。あまり時間も無かったので、近くの大きな庭園が広がる栗林公園へ。入場料+抹茶セットの\800を支払い中へ。手入れが行き届いておりなかなか良かった。ゆかいな仲間達のひとりOSKさんは隠れ庭園マニアということもあり、庭園を楽しむ予備知識を植えつけられながら楽しめた。
庭内にある掬月亭で抹茶タイム。庭内から見る庭園は絶景。とても街中とは思えない静けさにしばし感動。縁側にて抹茶と茶菓子をいただき、男4人で庭園を眺める。その光景、いとおかし。
そして空港へ。空港でラストうどんを食べ、帰路へ。瀬戸大橋が見れなかったのがなんとも悔やまれる。実はそこが一番楽しみだった。次回こそ。ちなみにおみやげはもちろん大量のうどん。
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