海外旅行日記

29歳にしてようやく海外旅行たるものを経験しました。まぁ、別に憧れていたわけではないけどさ。
まだ、1国しか行ってないけど・・・。


2006.11.04〜11.12  Greece 編

 いよいよ海外旅行。出発前日は親友夫妻の結婚式で朝の5時まで飲み明かし、1時間くらいの睡眠をとり、いざ成田へ。
 電車で行く予定だったが急遽姉が車を出してくれることになった。エンジェルsister。
 ようやく成田へ着いたら、まぁすごい行列。親友夫妻もその日に出発で、一足先に行った。彼らも相当辛かったはず・・・。さて、ギリシャへのルートはというと、ロンドン経由のアテネ経由でまずはサントリーニ島へ。
これがおれらの乗る飛行機。British Airwaysというらしい。知らなかった。予定飛行時間は12時間・・・。
二日酔いのおかげもあって結構あっというまに12時間が過ぎた。よく眠れたし、初機内食にもありつけたし。
 で、ついたのがロンドン空港。なんでロンドンにいるんだろうって感じ。
 ロンドンはEUに入っていないと初めて知った。知らずに売店でコーラと本とお菓子を買ったら、ユーロで払ったのにポンドでおつりが返ってきた。しかも高い。イギリス人はプライドが高く、誇り高き人種だそうで、ポンド貨幣にプライドをもっているらしい。
 どうでもいいけど空港が寒かった。そしてここで次のアテネ行き飛行機まで4時間半待ち。TAKAHOは寝ていたが、おれはちょっとしたトランス状態で空港内をぐるぐる徘徊。
そんで見つけたのがランボルギーニ。
やっとアテネ行きの時間になった。現地時間の19:45。
3時間でアテネ到着。また機内食食べてしまった。現地は当然ギリシャ語。看板には英語も載っているからなんとか分かるけど、ギリシャ文字はさっぱり。
 数学の教科書が町中にあるってかんじかな。写真は男子トイレのプレート。こんなことにも感動してしまう。
そして男子トイレ内。小便器がありえないくらい高い位置にあった。おれ(177cm)でぎりぎり。あるところではプチ背伸びしてしまった。もしや、おれの股下が短いの?
ここでの待ち時間は5時間。好奇心旺盛なおれもさすがにひまぷぅ。そこで第1回美女コンテスト開催。写真は空港警備員さん。TAKAHOはかまってくれず爆睡中。
朝5時半の飛行機に乗り1時間半でようやくサントリーニ島に到着。機内から見たエーゲ海の朝日は最高。しかも初プロペラ機。
 サントリーニに着いたはいいが、激寒!!なんでも数十年来の大寒波が来ていたらしい。
 相変わらず、さっぱり読めない。やっと着いたぁと浮かれていたら、おれらの荷物がまわってこない・・・。あれ?これはもしや噂の紛失事故ではありませんか?
 空港係員に聞くとロンドンで一旦荷物をpick upするはずだという。でも成田の搭乗手続きしてもらったねえちゃんは間違いなくpick upはありませんといった。間違いなく。日本語だし聞き間違えるわけがない!どうすんだよ!なにもねえよ!
 とにかく荷物を取り寄せる手続きをした。むっっきぃぃぃ!!
ついにサントリーニ!!う〜〜〜ん荷物はないが、景色は超最高!絶壁の上に所狭しとホテルやお店が立ち並ぶ。よくぞまぁ建ててくれました。
 でもまだ朝の7時半。ホテルに着いたが空いてない・・・。さぶい。
ようやくホテルも空いて部屋へ。この島がこの旅のメインだったのでちょっと奮発してスイートルーム。バルコニーからの眺めがもう最高。
朝早くて店が開いていないので3時間ほど仮眠をとって、いざ出陣。サントリーニといえばこの眩しいくらいの白い壁と教会の青い屋根。ろばもいた。
サントリーニにきて最初の食事。崖の上にそびえたつ地中海料理の店にいった。さむいんだけど、太陽はまぶしい。大型客船も来ていて、景色最高。さいこうです。もちろん昼からビール飲みました。ちょっとあっちのビールは味がうすい。
ギリシャでは『シエスタ』という昼休みがある。なんと14時から17時までほとんどの店が休憩。だから、せっかくきてビール飲んでテンションあがったのに店やってない。やることなぁい。
 とりあえず、時間つぶして、メインイベントの夕日を見に行くことに。ホテルからはバスで20分くらいのイオというところに向うことに。
 ボルボのバスなんてあるんだ。
有名な夕日のスポットだけあって、結構人がいた。そのなかでなるべく人の少ないベスポジを探した。いやぁぁ、満足。犬と夕日が合うんだわ、これが。
次の日の朝食。これがまた絶景。そしてめちゃめちゃチーズがうまかった。普段はあまり朝食はとらないのに、がっつり食べた。
 猫めちゃめちゃ多い。かわいい顔しておれのチーズを狙っている。
なんとギリシャでドラえもん!
サントリーニ2日目は海を渡って島からも見える火山に行くことに。港に降りるロープウェイがこれまたありえないくらいの傾斜で降りていくわけさ。ちょっと怖かったかも。
これが港。なんか宮崎駿映画にでてきたような景色。海の透明度は東京湾のざっと100万倍くらいでした。
船からみたサントリーニ島。泊まったホテルは写真中央あたり。ほんとよく建てましたこと。
 1950年くらいにこれから行く火山が噴火して、サントリーニ島は壊滅的危機に陥ったそうな。そこから約50年で、たいしたもんだ。感謝感激。
火山から見たサントリーニ。
火山山頂にて。何を指差しているわけでもない。こういうポーズで写真を撮りたかったのさ。
帰りの船で知り合った子供。かわいんだな、これが。帰りはロバで登ることに。でもものすごい急坂なので途中でかわいそうになってきた。なんせ階段の数は588段。ごめんよロバくん。
初ロバ3.5ユーロ(約600円)、ロバの疲労price less。
部屋に帰ってきたら、ようやく荷物が届いていた。さっそく着替えた。
この日の夕方はバルコニーから夕日を見ることに。日没1時間前くらいから、赤ワインと大好きなブルーチーズを用意して、あったかい格好でスタンバイ。すると、どこからともなく猫たちが・・・。かわいい顔しておれのブルーチーズを狙ってる。死守。
部屋の1角。セピア調で。
4日目。サントリーニ島を離れ、ギリシャ本島へ。エーゲ海がとにかくきれい。右の写真はギリシャ本島。
アテネのホテルからみたアテネの町並み。驚いたのが車の多さ。日本も多いがこちらはもっとすごい。路上駐車当たり前。せまい道を飛ばす飛ばす。ちょっと運転できる自信なかった。
アテネでの最初の食事。観光客が行かないような、普通の店で食べたくて、ファーストフードっぽいところにいってみた。ボリューム満点でうまかった。
ガイドブックには地下鉄はあぶないから乗るなとあったけど、おれはどうしても乗りたかった。やっぱり普通の生活をみたかったんだぁ。乗った感じは特に危険を感じなかった。どこまで乗っても0.8ユーロ(約120円)。ちょうど帰宅ラッシュの時間帯で、生まれてはじめてあんなにたくさんのブロンドヘアーの女性に囲まれた。ちょっとどきどき。
そしてたどり着いたのが夜のパルテノン神殿とゼウス神殿。パルテノンていう駅がある。あまりにも有名な世界遺産だからなんとなくは知っていたけどこんなに高台にあるとは思ってもいなかった。ライトアップされていてすごい神秘的だった。最終日にじっくり見に行く予定。
5日目。今日はアテネからバスで4時間のデルフィという遺跡に行くことに。朝7時のバスがホテルまでくるのを待っているところで、第2回美女コンテスト開催決定!!これは超美人警官がノーヘルのあんちゃんを捕まえているところ。ちなみにノーヘルはほぼ常識級。
赤土と広大なコットン畑
途中のおみやげにて
出発から4時間。アテネから北西に170km。デルフィ到着。
当時(古代)は世界のへそと呼ばれていたくらい宗教の中心地として栄えていたらしい。たしかに神聖な空気がそこにはあった。
さて、ところ変わって、翌日行ったメテオラ。ここには平原に奇岩群が現れる。そして、この頂上にはなんと修道院が建っている!!しかも今でも修行僧(ムンク)が修行をしている。かなり厳かな雰囲気があたりには流れている。
ムンクの気持ち
ありえません・・・。
アテネに戻り翌日。今日は日帰りエーゲ海クルージング。
一つ目の島に到着。暑い!海が超きれい!右の写真は普通に地上から撮った写真。水中カメラじゃないよ。
(左)なんかディズニーシーで見たことあるような景色。(右)意味はないです。
クルージング最後の島での夕日。
さて、いよいよ最終日。アテネに泊まりながら、アテネ観光が最後の日になりました。ギリシャの国会議事堂。前には身長がみんな190cm以上ある兵隊さん。1時間おきに交代する。どんなに近づいてもいいが、触ると犯罪。
そしていよいよおまちかねのパルテノン神殿!もうふたりともいろいろ行き過ぎておなかいっぱい胸いっぱいだが、ここが一応旅の重要ポイント。
パルテノン神殿のふもとにある音楽堂。いまでもオペラ等がおこなわれているらしい。かっちょよすぎ。
ど〜〜〜〜ん!パルテノン神殿!!修復工事の最中だったが、そこには歴史を物語るものすごい威厳があった。最高です。
《左》パルテノン神殿から見たアテネ市街。結構大都会。《右》同じくゼウス神殿。
こちらは街中にそびえたつゼウス神殿とゼウス神殿越しのパルテノン神殿。この2枚はこの旅のお気に入りの写真。
ところ変わってオリンピック会場。近年行われたアテネオリンピック女子マラソンで野口選手が金メダルでゴールしたとこ。そしてここが、この旅最後の観光地。胸いっぱいです。この晩、私たちは明日日本に帰るというのに、どうしても日本食が恋しくなり日本食のおみせに行ってしまった。醤油って最高。この日飲んだキ○ン●番搾りは今まで飲んだ中で一番うまいビールでした。
アテネ空港で出発前に残ったユーロで化粧品を物色するTAKAHO。さらばギリシャ!
この旅で一番感じたことはもちろんギリシャはいいとこだったけど、日本の治安と国民性と制度は素晴らしいものだと感じた。世界に誇れる国だね。でもまた世界中の世界遺産に行きたい。
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